財産分与は離婚前に考えましょう
財産分与とは夫婦が婚姻中に協力して築いた財産を離婚時に分けることであります。
離婚を考えている人・離婚が決まった人は今ある財産について分与できるものがあるか見てみましょう。
ここでは財産分与の中でも清算的財産分与と呼ばれるものについての話になります。
夫婦の共有財産として代表的なものが家と車です。
他にもありますが、メインは家と車になるでしょう。
持っている家や車が財産分与が可能かどうかを確認しておくことが大切です。
離婚時の財産分与！家（不動産）
家は婚姻中に一番大きな買い物でしょう。
買うときは離婚なんてことは頭にない夫婦がほとんどでしょう。
しかし、離婚となれば家は公平に分けるのです。
それが家の財産分与です。
財産分与の対象になる家は結婚後に取得した家全部です。
名義がどちらかということは関係ありません
まず大切なのが家がいくらになるかであります。
あなたの家はいくらの価値があるかは最近はネットで簡単に調べることができます。
入力はとても簡単で1分で完了します。
財産分与ができない家
財産分与ができない家もあります。
どちらかの親などが一方的に絡んでいる場合です。
- どちらかの親の相続である家
- どちらかの親や親族が全額費用を出して買った家
その他にも婚姻前のどちらかの貯金のみで買った家も財産分与できません。
ローン中の家はローンを完済して売却した金額を分与します。
ローン残高が売却価格を上回る場合は分与できません。
ローンの条件や名義などまた別の意味では考えないといけないことがあります。
ローンがある場合もまず持ち家の売却価格を知ることからです。
離婚時の財産分与！車
離婚時の財産分与に車があります。
結婚後に購入した車は夫婦の共有財産になります。
車の売却はできるだけ婚姻中にしておく方が手続きが簡単に済みます。
離婚後に出ていった妻が車を売却する場合、引っ越して姓も変わると名義変更してから売却になるので非常に面倒です。
車をローンで買っている人も多いです。
ローンが残っている場合は車を売却してローンを完済し残った金額を分与します。
売却額がローンを上回る場合は分与できません。
車の売却や価値を調べるならネットで簡単にできる車査定一括見積もりを利用することをおすすめします。
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